イメージが決まる
「患者様を大切にする、人間的で温かい歯科医院のイメージを伝えたい」
そのように考えていても、デザイン表現を間違うとまったく逆のイメージが伝わってしまいます。思いどおりに伝えるには「感性を科学」することが大事です。
デザイン表現のひとつに〝カタチ〟がありますが、カタチと感性について考えてみましょう。
○ という表現……〝優しい〟〝おおらか〟〝柔らかい〟といったイメージです。
△ という表現……〝個性的〟〝スピード感〟〝成長性〟といったイメージです。
□ という表現……〝真面目〟〝固い〟〝落ち着き〟といったイメージです。
それぞれのカタチには、それぞれのイメージがあります。
自分の医院は○のイメージを持ってほしいのに、実際は△で表現したり、□で表現したりしていることが非常に多く見受けられます。
親しい人や患者様に、「当院のイメージは○ですか、△ですか、□ですか?」と聞いてみれば、カタチによってどのようなイメージを持たれているかが具体的に理解できます。それが、院長先生の思っていたイメージ、あるいは医院のイメージと合致しているでしょうか?
合致しているなら、とりたてて問題はありません。もし合致していないとしたら、C.I(クリニック・アイデンティティ)がうまくいっていないということ。つまり、院長先生の想いと患者様の想いとの間に、ギャップがあるということになります。
「優しく、おおらかで、柔らかいイメージを持たれる医院にしたい」。そんなモットーを掲げながら、「真面目で固くて落ち着いたイメージの医院」になっていないでしょうか。
□を○に変えれば、想いが伝わります。
「自分の思っていることと相手が感じていることのギャップをいかになくしていくか」が、デザイン表現の要になるのです.

看板:書体で医院のイメージが決まる
書体も、カタチと同様です。医院の「書体ミスマッチ」は、非常に多いのです。
書体は、伝えたいイメージに応じた使い分けがポイントです。たとえば固さを表現したいのに、丸いゴシックを使ったら固くは見えません。
高級感をイメージさせる書体をちょっと崩してしまったら、高級感があるようには見えません。ソフトな書体やポップ調の書体も同様です。
「ちょっとポップな書体なら若者向けのクリニック」「細い書体なら女性向けのクリニック」というふうに、書体によって医院のイメージが変わってしまうのです。もちろん、受け取る側の100人が100人、同じ感性を持っているわけではありません。最大公約数を考えたイメージづくりが重要なのです。
書体の選択によって、文字のもつイメージを変えることもできます。
また、例えば、「矯正歯科」の文字を見た時、一般の人は怖いイメージを持ちます。「矯正」という文字そのものが、矯正歯科の治療内容を知らない大部分の人にとって〝痛い=怖いイメージ〟なのです。矯正の文字を角ゴシックで表現すると、このイメージが増幅されます。
しかし、平仮名で「きょうせい歯科」と書くと柔らかいイメージに見えます。
矯正を表現するにも、柔らかいイメージで受け取ってもらえれば、子どもを連れて行ってみようかという気持ちにもなります。
このように、平仮名の柔らかい文字に改善することによって、子どもにも親にも恐怖感を感じさせないようにすることができます。


- ・ステップアップ確率
- ・発見率を上げるポイント
- ・魅力を感じてもらう
- ・魅力確立を上げるポイント1
- ・魅力確立を上げるポイント2
- ・IN誘導確率を上げるには
- ・IN誘導確率を上げるポイント1
- ・IN誘導確率を上げるポイント2
- ・増患の仕組みは看板の最適化から
- ・看板:サイン(看板)はコストでなく資産である
- ・看板:「カタチ」で歯科医院のイメージが決まる
- ・看板:書体で医院のイメージが決まる
- ・看板:健康をイメージさせる色
- ・看板:若い世代には文字情報と写真情報を組み合わせる
- ・看板:表現の仕方で来院患者様が変わる
- ・看板:立地に応じた新規患者様の増員構造をつくる
- ・看板:ブルーオーシャン戦略で競合のない市場を目指す
- ・看板:一つの領域、一つの地域で一番になる
- ・看板:自院を自己診断してみよう
























