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看板:健康をイメージさせる色
「どのような色彩を選んだらいいですか?」――先生方からよく受ける質問です。
色の選択には、非常に難しい部分があります。たとえば、同じ赤でもルビーの赤は高級感や落ち着きのある赤、燃える火の色の赤はカジュアル感や親近感のある赤、ディスカウント店に使っていく赤などがあります。
医療施設の場合には、赤はどうしても血液を連想させ、使わないほうが無難です。

色の難しさは、組み合わせ・彩度・明度などによって、そのメッセージ性が変わってしまうことです。色を選ぶ際は「好きな色」「無難な色」という選択ではなく、専門家に相談してほしい分野です。
どのような色彩も、その色に特有のイメージを喚起させる力を持っています。
たとえば、医院の看板でよく見かけるのが「ブルーの看板」です。しかし、「ブルーは人を拒否する色である」ということも知った上で使っていただきたいものです。

色彩は、複合させたり、組み合わせたりすると、別の意味合いを持ってきます。例えばブルーとグリーンの組み合わせは「不健康」を連想させます。
医療機関の色の選定で、最低限考慮してほしいのは、「健康な色」あるいは「健康を感じさせる色の組み合わせ」を選択することです。

自分は「この色が好きだから」と趣味嗜好で選んだり、「目立つから」と極端な色の組み合わせを選んだりして、拒否のイメージや不健康のイメージを抱かれたのでは逆効果になります。健康色と不健康色――これだけは注意してください。
色の感じ方は、地域によっても性別によっても違います。年齢によっても違います。
自院のターゲットがどのような層なのか、患者様をありありと思い浮かべながら色彩の選定をしてください。
「感性を科学し、人を動かすデザイン表現」では、メッセージを受け取る側(通行人や患者様)からの発想に徹底することが求められるのです。

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看板:若い世代には文字情報と写真情報を組み合わせる

「出演者が話している言葉がテロップで出る」
最近のテレビでは、こうした手法が多用されるようになりました。
とくに、若い世代に見られる傾向なのですが、言葉に対する理解力や推察力が低下しています。ですから、画像に必ずテロップがつくようになりました。そうしないとわかってもらえないからです。

50歳より上の世代はラジオを聴いて育った世代ですから、推察力があって言葉の伝える意味を、文字情報だけでもイメージすることができます。
ところが、50歳よりも下の世代になると、ビジュアル世代、テレビ世代ですから、文字や言葉よりも画像のほうが伝わりやすいのです。
さらに若年層になると、「文字情報+写真情報」を組み合わせて伝える工夫が必要になってきます。

「写真」+「文字情報」――これが現在の広告表現に欠かせません。看板も同様に、この表現手法を使うことで効果を上げることができます。

 

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