ただ漫然と開業して、看板を出していれば患者様が来てくれる時代はもう終わりました。これだけ医院が多くなると、営業活動が大切になります。ただ待っているだけでは、新規の患者様は来てくれません。
昔から〝商品三分に売り七分〟といわれます。商品というのは、いわゆる技術をはじめとした医療サービスです。これらはもちろん非常に重要なことですが、医業経営であっても〝商品三分に売り七分〟で考える――つまり、売る活動に力を入れないと、新規の患者様の来院数は増えないということです。今まで述べてきた「ステップアップ確率」は、看板に有効なセールストークをさせ、来院のストーリーづくりをさせることなのです。
リピーターにしても同様です。以前来ていた患者様に、そろそろリコールが必要な時期だから、あるいは予防が必要な時期だからと、思い出してもらわないといけません。これらの活動を行うのが営業マンですが、医院にとっての最大の営業マンは看板であることに、先生方は案外気づいていません。多くの医院の看板は、居眠りをしている、さぼっている、あるいはそもそもあるべきところに看板がないのが実状なのです。

看板:サイン(看板)はコストでなく資産である
「社員はコストではない、資産である」
これは、経営コンサルタントとして世界的に有名な、P・F・ドラッカーのモチベーション理論の中に出てくる言葉です。
これをもじって、「サイン(看板)はコストではない、資産である」。
これは、もちろん税務上のことを言っているのではありません。看板は365日、24時間、営業し続けてくれる集客のための設備、つまり医院にとってはきわめて大事な経営資源なのです。
人(スタッフ)はたしかに大事な資産ですが、その資質と育成方法によって成果は大きく変わってきます。その点、看板は科学的に設置さえすれば「患者様を集める仕組み」となるのです。
とにかく医療技術を重視する、これは絶対に大事なことですが、技術だけに偏るのではなくて、同時に看板の効用を、増患のために大いに活用してほしいと思います。

- ・ステップアップ確率
- ・発見率を上げるポイント
- ・魅力を感じてもらう
- ・魅力確立を上げるポイント1
- ・魅力確立を上げるポイント2
- ・IN誘導確率を上げるには
- ・IN誘導確率を上げるポイント1
- ・IN誘導確率を上げるポイント2
- ・増患の仕組みは看板の最適化から
- ・看板:サイン(看板)はコストでなく資産である
- ・看板:「カタチ」で歯科医院のイメージが決まる
- ・看板:書体で医院のイメージが決まる
- ・看板:健康をイメージさせる色
- ・看板:若い世代には文字情報と写真情報を組み合わせる
- ・看板:表現の仕方で来院患者様が変わる
- ・看板:立地に応じた新規患者様の増員構造をつくる
- ・看板:ブルーオーシャン戦略で競合のない市場を目指す
- ・看板:一つの領域、一つの地域で一番になる
- ・看板:自院を自己診断してみよう
























