アイワ広告株式会社

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C.I.の重要性

田中

今や歯科医院は全国で69000件以上あるといわれ、年々診療圏内での競争が激化しています。歯科医院を存続させるためには、患者さんに来院してもらわなければなりません。 そのため多くの医院が、広告宣伝、院内設備の充実、スタッフ教育などに力を入れています。しかし、多くの医院がひしめく中、ターゲットを絞らずに集客することはいずれ限界がきます。なぜなら「特徴・個性」がない医院は患者さんをファン化することができないためです。ファン化できなければ、些細なことで他の医院に行ってしまったり、口コミや紹介が生まれにくくなります。

そのため、今後の歯科医院経営を考えた際、いかに「医院独自の個性」を生み出せるかがポイントになってきます。そしてこの医院独自の個性を院長だけでなくスタッフも共有し、患者さん、通行人、地域住民に積極的に発信することで、「この医院は〇〇な医院」という共通認識を全員が持つことではじめて「医院独自の個性」が確立されます。

これがC.I.(クリニック・アイデンティティ)です。

C.I.を構築・発信することで、院内・患者さんとの一体感の他、既存患者さんからの紹介、個性に共感した新規患者さんの増加が自ずと生まれてきます。

構築したC.I.を看板で効果的に表現するために

どれほど共感を呼ぶコンセプトから生まれたC.I.であっても、医院内だけで完結していては、通行人・地域住民は知る機会が持てません。そのため対外的な発信は必須となります。
ここでは「看板」を使ってC.I.を発信する際に、必要になるポイントを3つに絞ってご紹介します。

1. 適切なコピーライティング

ニコ小児歯科

一例をあげながらご紹介します。
例えば、「予防重視の小児歯科」が看板を出すと仮定します。
よくある看板のコピーは左側のようなものです。

  • 〇〇歯科医院
    診療科目:歯科・小児歯科・予防歯科
  • 〇〇歯科医院
    お子様の歯を守り笑顔を育てる歯医者さん

単に、診療科目を箇条書きで表現しているのが一般的です。
この表現を右側の方にした場合どうでしょうか?

箇条書きの情報よりも具体的にどのような医院なのか、どのような対応をしてくれるのかを鮮明にイメージできると思います。

2. 診療コンセプトが一目でわかる画像・イラストの利用

イラスト看板

コピーと共に関連する写真やイラストなどを利用することでより認知度が高まります。
1枚の画像には100の言葉以上の情報が含まれるといわれます。ことに、適切なコピーライティングに添えられた画像は、通行人の感性を動かす力を持ちます。

3. 看板の「色」と「書体」で医院コンセプトを表現

色や書体でも医院の個性を表現することができます。
まずは「色」に関してですが、それぞれの色には人が感じるイメージがあります。
そして、それぞれの色を組み合わせることでより多彩なイメージを通行人に与えることができます。下記はその一例となります。

色彩組み合わせ効用(一例)

黄色
水色
調和とバランス、平和をイメージさせます
黄色
強烈・注目を意味する組み合わせです
黄色
グレー
クールさを感じさせます
水色
都会的イメージを持たせます

下記の医院さんの看板はどのようなイメージを持たれますか?
もしくはどの患者層をターゲットにしていると思いますか?
多くの方が「高級感」と答えると思います。
自費を求める患者さんを多く呼び込むため高級感のあるデザインに変更しました。

  • 前
  • 後

このように、医院の個性を一番表現できる色を選択することで一層C.I.が高まることになります。よく「色の選定」は院長先生の好き嫌いで決まってしまうことが多いのですが、色彩一つで人が持つイメージは大きく変わってしまうため、色彩を専門に学んだ人間に相談することを強くお勧めします。

もう1つは「書体」。
ちなみに、下記看板はどのようなイメージを通行人に与えようとしているかわかるでしょうか?

イラスト看板

この医院さんの診療コンセプトは「親切」「気軽」です。
これを表現するため「手書き風文字の書体」を選択しました。

このように、「色合い」「書体」には人の感性を動かす力があります。
細部までこだわって、初めて効果の出る看板が出来上がるのです。

看板のお悩み、お聞かせ下さい。

電話:03-5212-4777
(本社メディカルチーム)

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